葉酸と妊娠前

葉酸は、貧血を予防する効果があるビタミンとして、今から90年前に見つかりました。
それから、ビタミンMと呼ばれたり、ビタミンB群の中で9番目に見つかったため、ビタミンB9と呼ばれています。

そして、近年では「葉酸」と言われ、妊婦のためのサプリとして有名です。
では、なぜ葉酸は、妊婦に必要なビタミンと言われているのでしょうか?

今回は、葉酸が妊娠前から必要だと言われている理由について、検証していきます。

妊娠前から葉酸を摂取すべき理由

神経管閉鎖障害は予防が出来る先天性奇形と言われています。
そして、その予防する方法とは、妊娠前から充分な量の葉酸摂取をする事です。

神経管閉鎖障害は、赤ちゃんの先天的の奇形であるため、生涯に渡って重い障害を残し、あるいはその命が短い可能性も出てきます。
神経管閉鎖障害とは、神経管の形成が正常に行われずに、脊髄神経や脳神経の機能が阻害される病気です。

胎児の脊髄神経が収まる神経管は、受精のおよそ1ヵ月後には完成します。
ですから、この妊娠初期までの葉酸の摂取量が不十分だと、神経管の形成が上手く行われない可能性が高くなるのです。

よって、妊娠前から葉酸の摂取が大切だと言われている理由は、胎児の神経管閉鎖障害の予防のためなのです。

厚生労働省が妊娠前の葉酸を推奨する理由

妊娠前に葉酸を摂る事は、厚生労働省も推奨しています。
その理由は、葉酸の摂取により、赤ちゃんの先天的な奇形である神経管閉鎖障害のリスクを下げる事が出来るからです。

厚生労働省が、妊婦さんに対して葉酸の摂取を推奨したのは、2000年初頭の事です。
アメリカ食品医療局では1998年から、すでに栄養を強化した各種穀物製品などに対して、葉酸を配合するようにと決められていました。

実際に、1998年からアメリカでは、神経管閉鎖障害の新生児の出生率が減ったと言われています。

妊娠前から葉酸を摂取する効果とは?

妊娠前から葉酸を摂取する効果

葉酸は私たちの体内で細胞や臓器を作り、血液を作り出す栄養素として働きます。
そして、胎児の臓器形成時には、母体からの葉酸が欠かせないため、妊娠前から授乳中は定期的な葉酸量が必要となっています。

特に妊娠前から妊娠初期にかけて、通常の葉酸摂取量よりも量を増やす事により、妊娠初期に胎児に発症する可能性がある神経管閉鎖障害を予防する事が目的です。
妊活中から、必要量の葉酸を摂取していれば、神経管閉鎖障害の70%は防出来ると確認されています。

葉酸の欠乏によって体調を崩さないためにも、普段から意識的に摂取していく必要があります。
では、妊娠前に葉酸を摂取するその他のメリットについて、見ていきましょう。

妊娠前の葉酸はつわりを軽減する

葉酸を摂取する事で、ホルモンのバランスを整え、つわりの症状を抑える働きが期待出来ます。
つわりは、妊娠中のホルモン分泌が変化して、バランスが崩れるために起こります。

そこで、葉酸などのビタミンB群には、ホルモンのバランスを整える働きがあるので、つわりの緩和や予防役立ちます。
また、葉酸サプリにはビタミンB6が配合されているものが多く、吐き気を抑える働きがあります。

産婦人科では、ひどいつわりの治療には、ビタミンB6が処方されています。

妊娠前の葉酸は流産を予防する

妊娠初期の流産の原因は、先天性の奇形が原因となる場合が多いです。
また、流産の70%がこの早期流産だと言われています。

葉酸には、神経管の障害が発生する危険性を減らす働きもあります。
この神経管の障害も流産の原因となっています。

妊娠初期の流産を防ぐためには、葉酸の摂取が必要です。
妊娠を望む夫婦は、妊娠の3か月前から1か月前までには、葉酸を飲む始めるように薦められています。

また、葉酸には、化学流産と呼ばれる、受精卵が定着せずに流産してしまうのを防ぐ働きもあると言われています。

葉酸は摂取し続けると、子宮内膜を強くする事が出来ます。
そのため、受精卵が外に出てしまうのを防げます。

葉酸は妊娠前のいつから飲むべき?

葉酸は妊娠前のいつから飲むべき

お腹の赤ちゃんのため、バランスの良い食生活をするのは基本です。
そして、妊娠前から特に気を付けて摂りたい栄養素のひとつが葉酸と言えます。

葉酸は、細胞の増殖や発育に必要なDNAの合成をサポートする働きがあります。
そのため、厚生労働省は妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までは食事に加えて、サプリを利用して葉酸が不足にならなように呼びかけています。

そして、葉酸は妊娠初期だけ摂れば良いものではありません。

妊娠中期以降も、赤ちゃんの身体は日々すくすくと発育します。
ですから、妊娠中はいつまで摂るというより、妊娠中は継続して葉酸が不足しないように気を付けなければなりません。

葉酸には、細胞の増殖を促す働きがあります。
そのため、子宮内膜の強化など、着床しやすい子宮環境を整え、妊活にも大変役立ちます。

葉酸の摂取は、妊娠しやすい身体作りのためにも大切です。
そのため、妊娠前から葉酸を積極的に摂りましょう。

厚生労働省が推奨する妊娠前に必要な葉酸摂取量

厚生労働省が推奨する妊娠前に必要な葉酸摂取量

厚生労働省は、18歳から49歳の妊娠している女性は、1日480μgの葉酸を食事から摂取する事を推奨しています。
それに加えて、妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は、サプリからも1日400µgの合成葉酸の摂取が望まれるとしています。

つまり、葉酸は妊娠を計画している頃から、妊娠の可能性があるタイミングで摂るべきだとしています。
赤ちゃんにとって、葉酸が最も必要なのは妊娠4~6週頃ですが、その頃はまだ妊娠している事に気が付いていない妊婦さんが多いのです。

ですから、必要な時期に必要量の葉酸を摂取するのは、タイミングが難しいと言えます。
よって、葉酸は妊娠が判明する1ヶ月前から、必要量を摂取していきましょう。

ただし、厚生労働省は、葉酸の1日当たりの上限摂取量1000μg(1mg)としています。
そのため、過剰摂取にはくれぐれも注意しましょう。

妊娠前に葉酸不足になるとどうなる?

貧血と言うと、鉄分不足というイメージがあります。
葉酸も赤血球の生成を促進させる造血ビタミンです。

不足してしまうと、貧血を起こしやすくなります。
特に妊娠中や授乳中は貧血になりやすいため、しっかりと葉酸をとる事が大切です。

また、葉酸が不足すると、血中の酸素を身体中に運んでくれる働きをする赤血球の動きが上手くいかなくなってしまいます。
そうすると、酸欠になり、悪性貧血になります。

症状は、めまいや立ちくらみ、顔の蒼白、発熱、呼吸困難などを引き起こします。
普段からバランスの良い食事を心がけていると、このような症状にはほとんどなりません。

しかし、妊娠中などは普段よりも沢山の葉酸を身体は消費します。
そのため、葉酸不足になりやすいので、気を付けなければなりません。

妊娠前の葉酸の摂り過ぎに注意

妊娠前の葉酸の摂り過ぎに注意

葉酸は水溶性ビタミンであるため、食品から多めに摂取してもほとんどが尿と共に排出されてしまいます。
そのため、食品からの葉酸は、過剰摂取による心配はありません。

妊娠超初期から葉酸サプリから葉酸の摂取をしている場合は、過剰摂取になりやすいので、気を付けなければなりません。
もし葉酸を摂り過ぎると、食欲不振やめまい、吐き気、むくみ、不眠症などの症状を引き起こす事があります。

葉酸の摂り過ぎによる症状とは、1000μg以上の葉酸を1日に摂取た場合です。

妊娠前は葉酸を多く含む食事中心にしよう

妊娠前は葉酸を多く含む食事中心にしよう

葉酸は緑黄色野菜や肉類全般にも多く含まれています。
中でも、100gあたりの葉酸の含有量が多く食品は、えだまめ、アスパラガス、なばな、めキャベツ、ケール、ブロッコリー、茎にんにく、そら豆、ほうれん草、春菊、とうもろこしなどです。

特に含有量が非常に高いのは、レバーやのりなどの海藻類です。
レバーは量も取りやすいので葉酸を手軽に多く摂取出来ます。

しかし、ビタミンAも非常に多いため、ビタミンA過剰症の心配があります。
レバーでも牛レバーなら、比較的ビタミンAの含有量が控えめなのでオススメと言えます。

それでも妊娠前から妊娠中のビタミンAの取り過ぎには注意が必要です。
海藻は食事としてとれる量は少量ですが、含有量自体が非常に多い食品となっています。

そのため、葉酸を摂取しやすい食品と言えます。
他にも、ドリアンやアボガドといった果物やひよこまめ、生うに、ひまわりの種、小麦胚芽、玉露などにも葉酸は多く含まれています。

妊娠前に葉酸サプリをオススメする理由

妊娠前に葉酸サプリをおすすめする理由

野菜は全般に葉酸が多く含まれる食品ですが、食材に含まれる天然の葉酸はあまり体の中へ吸収されません。
食品に含まれる葉酸の吸収率は50%ほどなのです。

一方、サプリなどに配合されている化学的に調整された葉酸は、身体への吸収率が90%以上もあります。
そのため、妊娠前から葉酸サプリメントを利用すると、簡単に補う事が出来るのでオススメです。

妊娠前は鉄入りの葉酸サプリで準備しよう

葉酸と鉄は、細胞の生成・造血作用に何れも関わる働きがあります。
そして、鉄については血中の含有量が多いために、生理に伴う出血によって失いやすい事にあります。

よって、鉄分が不足すると、貧血等の症状が出る事があります。
実際に、葉酸サプリとして販売されている製品の中には、鉄も添加されていている便利なサプリがあります。

和食が主流の毎日の食事から鉄分を摂取するには、あまり十分な期待が出来ません。
貧血を気にする女性には、サプリで栄養素を摂取する事は手軽で便利です。

サプリを選ぶ際にも成分表を確認し、鉄と表示されているサプリを選んだ方が効率的と言えます。

ベルタの葉酸サプリ

ベルタの葉酸サプリは、無添加・無香料・原料は自然素材で出来ています。
ビタミン・ミネラル・カルシウム・鉄分の他にツバメの巣、プラセンタなどの美容成分も配合されています。
しかも、鉄分は16mgとしっかり配合されていますので、貧血対策としては最適です。

小林製薬の葉酸のサプリ

小林製薬の「葉酸 鉄 カルシウム」は、葉酸以外にも鉄やカルシウムが同時に摂取出来ます。
葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、鉄分、カルシウムがきちんと含まれています。

妊婦さん向けの葉酸サプリです。
添加物は摂取しても問題が無いレベルとは言え、内容が気になる方は避けた方が良いと言えます。

ピジョンの葉酸サプリ

ピジョンの葉酸プラスは、葉酸の他にも、ビタミンB6、ビタミンB12、鉄分が含まれている葉酸サプリです。
しかし、葉酸や鉄分の吸収を助けるビタミンCが含まれていない所と添加物の多さが気になります。

妊娠前は男性にも葉酸がオススメ

妊娠前は男性にも葉酸がおすすめ

妊活中の女性の中には、食事や葉酸サプリなどで積極的に葉酸を摂取している方も多いと思います。
健康な赤ちゃんを妊娠するために、大切な栄養素である葉酸は、男性にとっても必要な栄養素です。

最近の研究では、この葉酸の働きが妊活中の女性だけではなく、男性の精子の機能を高めてくれるという事が分かってきたのです。
そして、男性の葉酸サプリの摂取は、精子の染色体異常を軽減してくれる作用もあります。

染色体異常が少ない質の高い精子が多ければ、染色体異常を防げるだけではなく、妊娠する確率も上げる事が出来ます。
男性の通常時の葉酸必要量は1日に200μgですが、妊活中の男性だと240〜400μgが相当とされています。

栄養素の中でも摂取するのが難しいと言われる葉酸です。
しかし、サプリを利用するなどして、効率よく葉酸を摂取していきましょう。

妊娠前に葉酸サプリを飲むと双子になりやすい?

妊娠前に葉酸サプリを飲むと双子になりやすい

葉酸の積極的な摂取により、双子が生まれる確率が上がるのでしょうか?
妊活中に葉酸を摂取した人は、摂取しなかった人と比べて、約40%双子を妊娠する確率が高くなった、というオーストラリアの研究チームのデータがあります。

日本の場合は、双子を妊娠する確率は1%前後と言われています。
しかし、食生活だけでは、1日に必要な葉酸を定期的に摂取する事は難しい面もあります。

よって、妊娠中は葉酸サプリからの摂取が推奨されています。
しかし、通常、妊娠初期は通常の食事の他、葉酸はサプリから400μg摂取するのが良いとされています。

気を付けたいのは、双子を望む人、双子を妊娠した人は、二人分なのに葉酸量が足りているか不安になるかも知れません。

しかし、実際は双子の場合も葉酸の摂取量は400μgという数値は変わりません。
葉酸は、適正な量だと良い効果のあります。

ただ、1日1000μgを超えて摂取し続けると、赤ちゃんが喘息になりやすいという問題が出てしまいます。
くれぐれも、過剰摂取には気を付けましょう。

妊娠前の葉酸のまとめ

妊娠前の葉酸のまとめ

超妊娠初期は、胎児の器官形成にとってもっとも大切な時期であり、妊婦の体調も大きく影響します。
妊娠前から葉酸をたくさん摂る事で、妊婦の身体と赤ちゃんの発育を守る事が出来ます。

そして、妊活中は毎日の食事メニューも工夫をして、葉酸を積極的に摂り続けていきましょう。

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