妊活中は排卵日のタイミングを狙って妊娠率を上げよう！

本格的に妊活を考えている人は、基礎体温計を毎朝測り、生理の周期を知る事が大切です。
基礎体温計を測ると低温期と高温期がグラフになって現れ、次回の排卵日がいつやってくるか分かります。

排卵日が分かれば、そのタイミングに合わせて成功する事により妊娠率を上げる事が出来ます。
そこで今回は、妊活と排卵について解説していきます。

妊活中の排卵日の過ごし方

妊活中は、夫婦揃って排卵日を把握しておく事が大切です。
月に一回しかありませんので、非常に大切なタイミングとなります。

普段から夫婦で次回の排卵日はいつなのかを確認をして、タイミングに合わせて成功出来るように話し合っておきましょう。
一番妊娠率が上がるのは、排卵日の前後2日間です。

そのタイミングで男性の精子と出会うと受精して着床となります。
卵子は生命期間が24時間しかないので、その間になるべく 多くの精子を送り届けると妊娠率が上がるのです。

ただし、あまりにも排卵日にこだわり過ぎて「絶対にこの日に性交する」と必死になっていると、自然な気持ちになれず、なかなか妊娠に成功しない確率もあるでしょう。
ですから、排卵日を意識するのは良いですが、あまりこだわり過ぎない事をオススメします。

妊活中は排卵検査薬で日程を予測しよう

妊活中に検査薬で排卵日を予測して、タイミングを合わせると妊娠しやすくなります。
通常は、排卵日を把握するのは毎朝基礎体温を測って調べる事が出来ます。

基礎体温を測れば、低温期と高温期がグラフとなって現れるため、そこから次回の排卵日を予測出来るのです。
しかし、もっと正確に排卵日を知るには、検査薬を使う方法もあります。

検査薬は尿の中のホルモン数値をチェックして、ホルモン数値の濃度が高いと排卵が起きているという事が分かる検査薬です。
基礎体温計を使って排卵日を予測するのが不安な方は、検査薬で正確な日にちを把握する事をオススメします。

妊活中の排卵日はおりもので予測しよう

生理が終わって排卵日が近づいてくると、おりものの状態が白く透明に変わってきます。
排卵日の前後には、今まで無色透明だとおりものが少し君を帯びたような色が付き、粘り気が出てくるのです。

妊活の際には日頃のおりものの状態をチェックして、少し色や質が変わってきたら排卵日という事が分かります。
おりものをチェックして排卵日が近づいてきたなと思う時は、妊娠に向けて性交するチャンスです。

正確な排卵日は基礎体温計や検査薬の方が正確に出るので、そちらも使ってチェックしていくと良いでしょう。

妊活中の排卵日は何回で成功する？

妊活してから、何回目の排卵日で妊娠出来るかどうかは、やはり個人差がありますので一概にはいえません。
1発的中の方も人もいれば、何年たっても妊娠出来ないという方もいるからです。

それでもセックスは回数が多いと、妊娠率がアップする事が分かっています。
病院で医師に不妊の相談して、1日おきがベストだと言われた女性が、セックスの頻度を増やしただけで、すぐに妊娠したというケースがあります。

毎月の生理周期が安定している方は、基礎体温表を見るとどのタイミングが排卵日なのかが、分かりやすいのです。
だいたい排卵日だと思う2日前から2日後の間で、4日間が良いタイミングと言えます。

妊活中の排卵中は着床しやすいって本当？

妊活中はもちろん排卵中の方が着床しやすいでしょう。
排卵日とは1ヶ月に一回しかありません。

ですから、基礎体温計をマイナス測り自分の生理周期を知り、排卵日を特定してその日に性交する事で妊娠率を上げる事が出来ます。
排卵日は次の生理日の14時間前から始まります。

そのため、生理周期の低温期と低温期がバランスよく整っている人の場合は特定しやすくなるのです。
日頃から基礎体温計を使って生理周期を整えて、排卵日を特定しやすいように体調を整えていく事が大切です。

最後の生理が来た日から、およそ14～21日ほど経過した日と考えて良いでしょう。

妊活中は排卵日前に性交すると効果的

妊活中の排卵期で大切な事は、いつセックスのタイミングを取ればよいかという事です。
まずは、基礎体温やおりもの、検査薬、病院での卵胞チェックなどで、排卵日の予想をしましょう。

基礎体温とおりものを基本して、まずは自分の体から出るサインを見逃さない事です。
排卵日は生理周期が安定している方なら、次回生理予定日の12日～14日前になります。

基礎体温から知るには、低体温の最終日から体温が上がる2日間。
おりものでみる場合は、水っぽい伸びるおりものが増える頃になります。

一番妊娠しやすいのは、排卵日と2日前と言われています。
その頃を見計らって、セックスのタイミングを取ると良いでしょう。

ただし、排卵日が近づくと、ご主人とちゃんとセックスのタイミングが取れるか心配になります。
しかし、男性にあまりプレッシャーを与えるないようにしましょう。

妊活中に妊娠しやすい期間は排卵日からいつ？

最も妊娠しやすい期間という事を考えると、排卵日の3日前後という事になります。
産婦人科医によっては2日前後という説もあるので、意見が少々異なります。

しかし、大抵の場合排卵日の2、3日前後と捉えておくと良いでしょう。
ですから、生理終了日の直後から3日間から4日間の間に性交続けると妊娠率を上げる事は出来ます。

女性は自分の生理周期排卵日などしっかり把握しやすいですが、男性側にも分かりやすく伝えておく必要があるのです。
妊活とは夫婦協力のもと行う事で妊娠率を上げる事は出来ますから、お互いしっかり排卵日を把握して活動していきましょう。

ただし、あまりにも日にちにこだわり過ぎると不満が募ったり、夫婦の仲が悪くなったりするカップルも多いと言えます。
そのため、自然な流れで性交出来るようなコミュニケーションを日頃から取っていく事が大切です。

妊活中の排卵誘発剤の副作用は？

排卵誘発剤は、不妊治療の現場ではよく使われる薬です。
排卵誘発剤は、ホルモンバランスの乱れや加齢といった何らかの理由で 、排卵に障害が起きている人に薬です。

生理周期が整っていて、しっかり排卵が確認出来れば何の問題もありません。
しかし、生理周期の低温期と高温期の周期が、ガタガタしてホルモンバランスが崩れている方がいます。

生理不順になると、いつ排卵が起きるのか分かりません。
排卵が起こらなければ、どんなに精子送り届けても着床する事はありません。

ですから、排卵しない方やいつ起きるか分からない方の妊活中は、卵巣へ誘発剤を使う事で、定期的に来るように促してくれるのです。
たいていの場合、副作用はほとんどありません。

しかし、中にはお腹が張ったり、吐き気を催す方も多いので注意が必要です。

妊活中の排卵期に良い食べ物は？

妊活中の排卵期には、体を温める食材を摂るように心掛けましょう。
冷え性は不妊になると言われているほど、妊活に大敵です。

妊活を本格的に始めたら、一年中体を冷やさないように気を付けなければなりません。
そのため、服装や体温調節はもちろんですが、一番気をつけたいのは食生活です。

日頃から体を冷やす食べ物や冷たいものばかり飲んでいると、子宮環境が冷えてしまうため、卵巣機能が低下してしまいます。
妊活中は、特にお腹周りを常に温める事を意識して下さい。

体を温める野菜はじゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリー、きのこ、人参 、かぼちゃなどがあります。
基本的に色が濃い緑黄色野菜がオススメです。

そして、飲み物もキンキンに冷えた冷たいものではなく、常温またはホットで飲む事をオススメします。
特に夏は冷やし中華と冷たいお茶というように、お腹を冷やしてしまう食生活が続いてしまう事はあります。

妊活を続けるならば、お腹周りを冷やす事は妊娠率を下げる事になります。
そのため、常に温かいメニューや飲み物を選ぶように習慣づけてください。

妊活中の排卵日は飲酒・お酒を控えよう

妊活を始めた時には、まず男女とも喫煙をやめましょう。
タバコを吸う事は妊活においてプラスになる事はひとつもありません。

タバコを吸うと血管が収縮して自律神経が反応し、血行が悪くなります。
そうすると、どんなに体に栄養素を摂取しても、それがしっかり行き渡らずに無駄になってしまうのです。

妊活中にタバコを吸い続けていると、胎児に奇形や低体重といったリスクを伴う可能性が出てきます。
また、アルコールは適度の場合はストレス解消になり問題ありませんが、飲み過ぎはくれぐれも注意して下さい。

お酒を飲み過ぎるとホルモンバランスが崩れて、卵巣機能が低下してしまいます。
また、男性側もお酒を飲み過ぎると生殖機能が低下するため、男女ともにプラスになる事はありません。

妊活はいつ妊娠するかは分かりませんので、お酒はなるべく控えるように心がけてください。

妊活中の排卵後に生活する上での注意点

妊活中は次回の排卵日をチェックする事が大切です。
排卵日前後2、3日がベストなタイミングですので、見逃さないようにしましょう。

排卵後は、なるべく体を安心させておく事が大切です。
着床に性交して妊娠できた可能性があります。

そのため、あまり無理な運動したりストレスのある生活をしていると、悪影響を及ぼす事がありますので、体は安静にしておきましょう。
排卵前後に成功した後は、体をゆっくり休めたり、好きな趣味に打ち込んだり、ストレスのないような生活を心がけてください。

運動も問題ありませんが、あまり過激なスポーツよりもヨガやストレッチといった心身共にリラックス出来る軽い運動の方が、子宮への刺激にならずにオススメです。

妊活中の排卵日は風邪薬を飲んでも大丈夫？

妊活中の排卵日に風邪薬を飲むと、妊娠した時に胎児に奇形の可能性や障害が残るのではないかと心配になるかもしれません。
薬にも種類が様々で一概には言えませんが、ほとんどは心配ありません。

もし心配するなら、特に超妊娠初期は細胞分裂をしている時期ですので、風邪薬は避けた方が良いでしょう。
市販の薬はたいてい2日あれば体外に排出されますから、そこまで神経質になる必要はありません。

普通の風邪薬程度であれば、結果的に問題なかったという事もあります。
しかし、アルコールやたばこは、風邪薬以上に気を付けた方が良いと言えます。

どうしても心配な場合は、病院で妊活中であること、妊娠している可能性があることを、医師に伝えてから薬を処方してもらうようにしましょう。

妊活中の排卵後は運動を避けるべき？

平均的な生理周期の場合、生理開始日から2週間後に排卵日を迎えて、それから約1週間で着床します。
激しい運動をすると、着床が妨げられるのではないかという不安もあるでしょう。

しかし、多くの場合、普段通りの生活を送っていて問題ありません。
過去に流産の経験があったり、体質的に妊娠しにくいなど事情がある場合は、意識的に運動を控えた方が無難です。

軽い運動は問題ありませんが、妊活中は腹筋など子宮により負荷が掛かる運動は避けましょう。

妊活中の過度なストレスは排卵に悪影響

あまりにストレスを感じると、不正出血に悩む女性が多くいる事も確かです。
人間は、常にストレスを感じると体が緊張状態となり、交感神経が働きます。

すると、ホルモンのバランスが崩れてしまい、子宮環境もうまく働かなくなってしまうのです。
ですから、妊活中はあまりに多くストレスを感じてしまうと、妊娠力が下がってしまうので気を付けましょう。

早く妊活に成功させたい気持ちは分かります。
しかし、あまりに排卵日にこだわり過ぎて、夫婦の仲が悪くなってしまったり、自分を追い詰めてしまう事のないようにしてください。

妊活中は家にこもってしまう人が多いと言えます。
ただし、積極的に外に出ると代謝が上がり、人と話したり美味しいものを食べたり、体を動かす事は心身ともにリフレッシュされるでしょう。

楽しいことや趣味に打ち込むと副交感神経が働き、リラックスモードになるのでストレス解消になります。

妊活と排卵のまとめ

排卵日のタイミング法で、精子と卵子が上手く出会い、受精・着床がうまく行けば、妊娠する事が出来ます。
そのためには、自分の排卵日を狙って、妊娠率をアップしていきましょう。

そして、妊活中は卵の質を良くするための体作りをしてください。
適度な運動や冷えとり、食事、そして妊活サプリによる体質改善を心がける事が大切です。