夏バテ防止のために食べると良いと言われる、沖縄生まれの野菜「ゴーヤ」。
目の覚めるような苦味が特徴ですね。
妊婦さんは普段以上に葉酸などの栄養面で不足のないように気を使います。
ゴーヤの栄養価はどうなのでしょうか。
妊婦さんは夏バテと同じように体がだるくなりやすいので、ゴーヤを食べる事は体に良いイメージがありますよね。
気になるゴーヤの葉酸含有量や、栄養素は他にどんなものがあるのかも把握しておきたいものです。
しかし、体に良いと有名なゴーヤですが、妊婦が食べ過ぎると流産しやすいなど心配な噂も同時に聞く事があります。
そこで、今回はゴーヤが妊婦にオススメな理由とともに、葉酸含有量と他に含まれる栄養素についてご紹介していきます。
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葉酸が必要な妊婦にゴーヤがオススメな理由
妊婦に必要な栄養素として一番に思い浮かぶのは葉酸ですが、実は葉酸以外の栄養素もバランスよく摂取していく必要があります。
その理由は、妊婦自身の健康面でのマイナートラブルとして、初期から後期までいろんな不調が出やすい事が問題となるためです。
しかし、ゴーヤには葉酸の他にも妊婦の健康をサポートする、体に良い栄養が豊富に含まれています。
葉酸も単体で摂取しても十分に体に取り入れる事が出来ないため、葉酸の吸収を助けたり妊婦の不調を緩和する目的でゴーヤから様々な栄養を取り入れると効率的です。
では、具体的にどんな理由でゴーヤを食べる事が妊婦に勧められるのかを、効能ごとに見ていきましょう。
妊婦によく見られるマイナートラブルとともに、ご紹介していきます。
ビタミンKで出血を止める
葉酸を含むゴーヤですが、ビタミンKという血液を固まらせる作用のある栄養素が1本あたり102.5μg含まれています。
ビタミンKの1日の摂取目安量は150μgなので、3分の2がゴーヤから摂取出来るという事ですね。
妊婦は赤ちゃんに栄養を送るため、血液量が1.5倍に増加しているのです。
その影響もあって、妊娠中は毛細血管が少しでも切れただけで、歯茎や鼻から出血をしやすい傾向にあります。
妊娠した途端に、鼻血に悩まされるようになったという妊婦も多いのではないでしょうか。
そこで、ゴーヤを食べる事でビタミンKの作用によって止血効果が働き、出血が起こりにくくなるメリットがあるのです。
ビタミンCで葉酸の吸収アップ
葉酸は他の栄養素と結びついて、本来の作用を発揮したり吸収力がアップしていく特徴があります。
葉酸と相性が良い栄養素としてビタミンCが挙げられますが、これは葉酸をより体に吸収しやすくしてくれる効果があるのです。
ゴーヤには葉酸の吸収を助けるビタミンCが、1本あたり190mg含まれています。
ビタミンCは1日に100mg摂取すれば十分なので、ゴーヤのビタミンC含有量は申し分ない事が分かりますね。
葉酸の吸収のサポートや美容、免疫力の向上など色々な良い面をもつビタミンCは妊婦に欠かせない栄養素と言えるでしょう。
利尿作用で塩分を排出する
葉酸を含むゴーヤにはカリウムも含まれており、その利尿作用で体内の塩分を尿とともに排出してくれる働きがあります。
カリウムは主に野菜や果物に多く含まれている成分で、妊婦にとって良い効果が期待出来ます。
妊娠中はむくみが起こりやすく、また塩分のとりすぎで妊娠高血圧症候群などのリスクも高くなってしまうのです。
そのため、少ししょっぱいものを食べ過ぎたと思ったら、尿と一緒に排出する必要があります。
そんな時に役立つのがゴーヤに含まれるカリウムで、体に塩分が蓄積するのを防いでくれる働きがあるのです。
妊婦は尿をこまめに出さないと膀胱炎などにもなりやすいので、ゴーヤの利尿作用はありがたい効能ですね。
ゴーヤの葉酸含有量と食べ方
お腹の赤ちゃんはゆっくりお腹の中で様々な器官を作っていくと勘違いしがちですが、実は妊娠初期の早い段階でほとんどの器官が完成します。
その時に葉酸を十分摂取していると、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の先天異常リスクを下げられる事が分かっているのです。
ゴーヤには、そんな妊婦に大切な葉酸が1本あたり180μgも含まれています。
しかし、葉酸は水溶性のビタミンなので、食べ方によってはこれよりも減少してしまう可能性があります。
ゴーヤは苦味を取るために水に浸す事が多いのですが、これは水に葉酸が溶け出してしまうのでなるべく避けた方が良いでしょう。
葉酸を維持するためには、切ってから軽く塩もみする程度に抑えておくのがオススメです。
また、葉酸は同時に熱にも弱い性質があるので、炒め物などよりはスムージーなどにする食べ方の方が栄養素をキープ出来ます。
しかし、生のまま調理するのは苦味が苦手な人にとっては辛いので、さっと炒めていただくようにしましょう。
妊婦が葉酸摂取のためにゴーヤを食べる時の注意点
妊婦は普段以上に葉酸の摂取を増やす必要があるので、ゴーヤをたくさん食べる人も多いようです。
しかし、妊婦が葉酸摂取のためにゴーヤを食べる際には、注意したい事があります。
ゴーヤの苦味成分によって気持ちが悪くなってしまう事があるため、1日に何本も食べ過ぎない事が重要です。
ゴーヤは水分が94%と多いので、食べ過ぎるとお腹を壊してしまう事もあります。
また、利尿作用があるので、こまめにトイレに行けない場合は逆に膀胱炎などのリスクが上がる可能性があるので注意しましょう。
ゴーヤは余程の量を食べ過ぎない限りは体に害がある食べ物ではないので、妊婦でも初期から後期まで積極的に食べていきたいものですね。
妊婦がゴーヤを食べると葉酸を摂取しても流産する?
妊婦にとってゴーヤは、葉酸など体にとって良い栄養素が豊富に含まれています。
しかし、実は妊婦がゴーヤを食べると、流産のリスクが上がるとの噂があります。
ゴーヤの苦味成分「モモルデシン」の過剰摂取によって、下痢や腹痛を起こす事があるからです。
腸は子宮と隣同士になっているため、腸が過剰に動くと子宮の収縮を招いてしまいます。
妊娠初期などまだお腹の赤ちゃんが安定していない状態で子宮が収縮すると、流産するのでは?と心配になってしまいますよね。
しかし、今のところゴーヤを食べたからといって流産が増えるというデータはないので、安心して食べてください。
流産は安定期以降でない限り赤ちゃん側に原因があるのが圧倒的に多いので、ゴーヤを食べる時に過度に心配しなくても大丈夫です。
葉酸とゴーヤのまとめ
ゴーヤが妊婦にオススメな理由とともに、葉酸含有量とほかに含まれる栄養の効能についてご紹介してきました。
ゴーヤは出血を止めるビタミンKや葉酸の吸収を助けるビタミンC、そして体内の塩分を尿と排出するカリウムなど妊婦に必要な栄養が含まれています。
また葉酸は1本あたり180μgも含まれていますが、葉酸は水溶性ビタミンのため水分や熱に弱い特徴があります。
そのため、出来れば生のままスムージーなどにするのがオススメですが、加熱調理でも問題はありません。
ゴーヤは食べ過ぎると、苦味成分の作用で気分が悪くなったり下痢をする恐れがあります。
この苦味成分による下痢が理由で、ゴーヤを食べると流産するという噂も出ているようです。
しかし、実際はゴーヤで流産する事は考えにくいので、葉酸などの栄養を摂取する目的で妊婦でも安心して食べてくださいね。
ただ。ゴーヤの栄養が豊富だからといって、妊婦に必要な葉酸の摂取量はまだ足りていません。
葉酸サプリをうまく組み合わせて、効率よく摂取していくとより健康的な妊婦生活を送る事が出来るでしょう。
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