枝豆は食べだしたら止まらなく、気が付いたら全部食べてしまったという事もあるかと思います。
枝豆には葉酸が多く含まれていると言われます。
妊娠中に枝豆はどれくらい食べても良いのでしょうか?
今回は、妊娠中に枝豆から葉酸を摂る効果と注意点についてご紹介致します。
Contents
枝豆の葉酸含有量は?
妊娠中に枝豆がオススメと言われる理由は、枝豆に含まれる栄養です。
妊婦に欠かせない栄養と言えば葉酸ですが、枝豆100gの中には、葉酸が260μg含まれています。
この量は野菜の中でもかなり多く含まれているのです。
厚生労働省は、妊娠中は1日の葉酸摂取量を400μgとしています。
そのため、枝豆を100g食べるだけで、半分以上の葉酸が摂取出来る事になります。
しかし、枝豆など食品に含まれている葉酸は、天然葉酸と呼ばれ、約半分しか体内に吸収がされない事が、厚生労働省の調査で分かっています。
食品から葉酸を摂る事も大切です。
しかし、葉酸含有量や身体への吸収率を考えると、合成葉酸であるサプリメントを併用して摂るのが効率的です。
厚生労働省は、葉酸をサプリメントから中心に摂ることを推奨しています。
妊娠中はもちろん、妊活中や妊娠の可能性がある人は、葉酸サプリから葉酸を摂る事をオススメします。
冷凍食品の枝豆の葉酸含有量は?
市販の冷凍枝豆は、高技術の冷凍方法で瞬時に冷凍を施されます。
そのため、葉酸含有量とその他の栄養素は普通の枝豆とほとんど変わりません。
少しビタミン量が減少しますが、葉酸はほとんだ生の枝豆と栄養価に変わりはないです。
冷凍枝豆は食べたいと思った時にすぐ使えるので、妊娠中は冷凍庫に常備しておくと良いでしょう。
ただし、枝豆は、食物アレルギーの3大原因物質の1つとして知られてる大豆製品です。
そのため、湿疹、かゆみ、じんましんといったアレルギーが出てしまう可能性があります。
枝豆はつい食べ過ぎてしまいますが、妊娠中はくれぐれも食べすぎには気をつけましょう。
妊娠中はどれくらい枝豆から葉酸を摂っても大丈夫?
妊婦さんの枝豆を食べる量に決まりはありませんが、1日30粒、重さにすると20g前後が適量です。
そして、枝豆には、イソフラボンが含まれており、その量は枝豆100g中に約30mg含まれていています。
妊娠中のイソフラボン摂取量上限は1日に70~75mgです。
そのため、枝豆からイソフラボンの過剰摂取も気を付ける必要があります。
イソフラボンは豆腐や納豆、豆乳、きな粉にも含まれています。
枝豆を食べ過ぎた日に、豆腐や納豆などイソフラボンが多く含まれた食品を一緒に摂取すると、イソフラボンの過剰摂取になる可能性があるので、気を付けましょう。
妊娠中に枝豆から葉酸を摂るメリットとは?
枝豆には、葉酸の他にも、鉄分やカルシウム、タンパク質も豊富に含まれています。
妊娠中に枝豆を食べるメリットは、枝豆には妊婦にとって特に必要な栄養素が豊富に含まれていることです。
枝豆100gあたり鉄分は2.5mg、カルシウムは76mg、タンパク質は12.4gと野菜の中ではかなり多く含まれています。
その他、βカロテンやビタミン、カリウムなども多く含まれています。
妊娠中は貧血になりがちですから鉄分は嬉しいですし、そして胎児の骨や歯を作るのにカルシウムが必要なので、枝豆は優れた食品だといえます。
妊娠中は枝豆から葉酸を摂る上の注意点?
枝豆はあっさりとして食べやすく、つい食べ過ぎてしまいがちです。
厚生労働省は、葉酸の1日当たりの上限摂取量を1000μgとしています。
そのため、枝豆を食べ過ぎて、葉酸の過剰摂取にならないように気を付けましょう。
そして、枝豆は塩ゆでしますので、ゆでた後にも塩を振りかけると、枝豆100gあたり、およそ2.3gの塩分が含まれている事になります。
妊娠中に枝豆を食べ過ぎる事によって、妊娠高血圧症になることもあります。
そのため、塩分の過剰摂取にならないように気を付けましょう。
たまにちょっと多めに食べる事は大丈夫です。
しかし、妊娠中に毎日のように沢山食べる事は、あまりオススメではありません。
枝豆を食べる際は、塩分の事も気にしながら食べるようにしましょう。
枝豆の葉酸のまとめ
枝豆は納豆と同じ大豆で、100g中260μgの葉酸を含んでいます。
最近ではコンビニなどでも枝豆を見かけるようになり、手軽に食べる事が出来ます。
スーパーやコンビニで売られている100gほどのサイズでの枝豆は、100gだと中身の豆の重さは52gほどになり、葉酸の含有量は135μgも摂る事が出来ます。
妊活中から妊娠中に葉酸不足だと感じたら、枝豆を食べると良いです。
そして、枝豆など葉酸を含む食べ物をと一緒に、葉酸サプリメントを飲んで効率的に栄養素を摂る方法をオススメします。
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