夫婦にとって赤ちゃんを授かる事は、とても嬉しく幸せな事です。
しかし、女性は妊娠をすると身体や環境に急激な変化が起こります。
生活の制限や、様々な不安を抱える事もあるでしょう。
そんな時、パートナーである旦那さんの支えが必要なのです。
しかし、旦那さんにとって妊娠や出産は未知の世界。
どうやって妻を支えて良いのか分からないという部分も多いかと思います。
そこで今回は、旦那さんに読んで欲しい、妊娠中の妻の支え方についてお話しましょう。
筆者である私や、友人の体験も交えてお伝えしていくので、是非ご夫婦で読んで参考にして頂けたらと思います。
Contents
妊娠中の女性の身体や心はどんな状態?
女性は妊娠をすると、心や身体に様々な変化が起こります。
「妊娠は病気ではない」とよく言われますが、自分の身体の中で人を一人育てるのです。
端からでは分からない苦労も当然あります。
では具体的に、妊娠中の女性の身体や心は、どんな状態になるのでしょうか。
妊娠すると女性の身体はどうなるの?
妊娠をすると、女性の身体には様々な変化が起こります。
それは時に、自分でもついていけない程でしょう。
初めての妊娠をした妻の変化に、戸惑う旦那さんもいるかもしれません。
まずはしっかりと知る事で、妻の支え方を見出だせるでしょう。
妊娠初期
妊娠初期には、身体に様々な症状が現れます。
これには個人差がありますが、早い人では生理予定日の1週間ほど前から現れる事もあります。
眠気や微熱、倦怠感など始めは風邪と勘違いする人もいるようです。
また、つわりが始まると体調は一気に辛くなります。
下腹部に痛みのある時は切迫流産の可能性もありますから、安静にするとともになるべく早めに病院にかかりましょう。
妊娠中期以降
妊娠中期に入ると、流産のリスクはほとんどなくなります。
しかし、お腹が大きくなるにつれ、身体のいろんな部分に特有の症状が出てくるのです。
多くの女性が妊娠中に悩まされるのが「腰痛」と「恥骨痛」でしょう。
出産に向けて、段々と骨盤が開いてくる事が原因だと言われています。
特に恥骨痛に関しては、これまで感じた事のないような激痛を経験します。
腰痛や恥骨痛で夜もゆっくり眠れないという事もしばしば。
妊娠中の妻が腰痛や恥骨痛で苦しんでいたら、寝返りを手伝ってあげたり、昼寝をゆっくりさせてあげましょう。
妊娠すると女性の心はどうなるの?
妊娠中は涙もろくなったり、少しの事で怒りっぽくなる人が多いでしょう。
それは、妊娠に伴いホルモンバランスが劇的に変化する事によるものなのです。
また、環境の変化によるストレスも関係しているでしょう。
つわりなどにより仕事を休まなければならない時には、職場に申し訳ないという気持ちになると思います。
出産に備え、一度は産休を取ったり辞めなければならない事もあるのです。
そして、妊娠を機に結婚や引っ越しをした場合には、一気に環境が変化するため、強いストレスとなる場合もあるでしょう。
このように、妊娠すると女性は心身共に様々な変化に見舞われ、心がバランスを崩しやすい状態になるのです。
妊娠中の日々の暮らしで旦那さんが支えられる事
妊娠中であっても、日々の暮らしの中でやらなければならない事は山ほどあります。
そんな時、支えてくれる旦那さんの行動ひとつで、随分と楽になる事も多いものです。
具体的にどのような事を支えたら良いのか、見ていきましょう。
重たい物を持ってあげましょう
妊娠初期に重たい物を持ってしまうと、下半身に力が入り、最悪の場合流産の危険性もあります。
妊娠中期以降であっても、お腹の張りに繋がるため、なるべく重たい物を持つのは避けた方が良いのです。
しかし、買い物や上の子の抱っこ等、妊娠中であっても重たい物を持たなければならない機会も多いでしょう。
旦那さんがいる時には、率先して荷物を持ってくれたり上の子を抱っこしてくれるだけでも、大きな支えとなるのです。
なるべく運転はさせないで
妊娠中であっても、買い物や仕事など運転しなくてはならない機会は多いでしょう。
しかし、妊娠初期はつわりや体調の変化により、注意散漫になりやすいと言われています。
また、まだ安定期に入っていないため、車の振動や運転する際に足やお腹に力が入る事も良くありません。
安定期に入ってからも、長時間の運転はお腹の張りやむくみに繋がります。
お腹が大きくなってくると、ハンドル操作にも一苦労でしょう。
このように、妊娠中の運転は女性の身体や赤ちゃんにとって、時に危険を伴います。
ですから、休みの日や仕事が早く終わった日などは、なるべく旦那さんが運転をしてあげましょう。
旦那さんも仕事で疲れているかと思います。
ですが、代わりに買い物や用事を済ませて来てくれるだけでも、ずいぶんと支えになるのです。
病気を持ち込まないように気をつけて
妊娠中に恐ろしいのは、感染症です。
妊娠中は、胎児を異物と見なし攻撃しないように、身体はあえて免疫力を下げています。
ですから、風邪などの感染症にかかりやすい上に、抗生物質などの薬が飲めないのです。
また、水疱瘡や風疹、りんご病などに関しては妊娠中に母親が感染すると胎盤を通り抜け胎児にも感染するリスクがあります。
それにより、先天性の障害を持って産まれてくる可能性もありますから、注意が必要なのです。
一概に一くくりにするのは失礼かもしれませんが、少しの事では病院に行かずに仕事も休まない強い男性をよく見かけます。
たくましく頼もしい一面でもあるのですが、妻の妊娠中には旦那さん自身の健康管理も重要なのです。
特に冬のインフルエンザやウイルス性胃腸炎などが流行る時期には、マスクや手洗いなどを徹底し、体調が悪い時には早めに病院にかかりましょう。
旦那さんの家族との橋渡し
妊娠中は、日々体調の変化があります。
特につわりの時期には人と話す事さえままならない時期もあるのです。
そんな時、旦那さんの両親や兄弟との会食や外出は、正直とても辛い場合もあります。
私は主人の両親と同居をしていましたので毎日顔を合わせていました。
つわりの時期はもちろん、中期以降にも体調の悪い日がありましたが両親に気を遣いゆっくり休む事が出来ず辛かったのを思い出します。
外食のお誘いや、顔を見に来てくれるのは嬉しいものです。
しかし、大切な旦那さんの両親だからこそ気を遣いますし、嫌だとは言えない事もあるでしょう。
そんな時、旦那さんが上手く自分の言葉で断ってくれたり、フォローしてくれる事がずいぶんと支えになるのです。
そして、体調が良い日にこちらからまた誘ってみようと思えるでしょう。
妊娠によるつわり中に旦那さんが支えられる事
妊娠中に多くの女性が苦しめられるのが「つわり」です。
私は3度の妊娠・出産を経験していますが、正直陣痛よりも辛いと思ったのがつわりでした。
つわりの症状は人それぞれで、その辛さは端から見れば分かりづらい場合も多いもの。
しかし、つわりの時期こそ旦那さんの支えが必要なのです。
そもそもつわりってどんなもの?
旦那さんからしてみれは、つわりは未知の世界でしょう。
ですからまずは、つわりとはどんなものなのかを解説いたします。
つわりのメカニズムは未だにハッキリとは解明されていません。
ホルモンの劇的な変化が原因という説や、一種のアレルギー反応であるというものまで諸説あります。
つわりの程度は個人差が大きく、全くないという人から入院するほど重い人までいるのです。
また、期間も短い人もいれば出産の瞬間まであるという人もいます。
そして、つわりの種類も様々です。
まずは妻のつわりの症状が、どのようなものなのかを知る事が大切でしょう。
食べづわり
つわりの中でも代表的なのが「食べづかり」。
これは、とにかく何かを食べていないと気持ちが悪くて仕方がないのです。
空腹で気持ちが悪くなった事がある人もいるかと思いますが、あのような症状が食べている間以外ずっと続きます。
何かを口にしていれば比較的症状は軽いのですが、妊娠中は体重管理をしなくてはなりません。
ですから、食べてしまう事に罪悪感をおぼえる女性は多いのです。
もしも妻が四六時中何かを食べていたとしても、「よく食べるな」「そんなに食べると太るよ」等の言葉は絶対にNG!
本人は、食べたくて食べている訳ではありませんし、罪悪感に悩まされているかもしれません。
「気持ち悪いのは大丈夫?」と声をかけてあげたり、そっとカロリーの低い物を用意してあげるだけでも支えになります。
吐きづわり・においづわり
一日中、吐き気に襲われるのが「吐きづわり」です。
ひどい場合には、水を飲んでも吐いてしまう事もあり、正に「一日中船酔い状態」でしょう。
更に、「においづわり」では、ありとあらゆる物のにおいがダメになります。
生ゴミ等の本来臭いと感じる臭いだけでなく、大好きなハズのシャンプーやアロマなどの匂いも、嗅ぐだけで吐いてしまうのです。
また、食べられる物がその日によって違います。
本人にも「今日は何なら食べられるのか」がその日にならなければ分かりません。
それに付き合う旦那さんや家族は大変でしょう。
しかし、ワガママで言ってる訳ではなく、本当にその日はそれしか食べられないのです。
吐きづわりの場合は、食べづわりとは逆に栄養を摂る事が出来ない罪悪感が伴います。
お腹の赤ちゃんに栄養が足りているのかと、本人が一番不安になります。
ですから、「頑張って食べないと赤ちゃんが成長できないよ」等の言葉は禁句です。
優しくその日に食べられる物を用意してくれるだけでも、支えになるでしょう。
眠りづわり
妊娠初期はよく「とにかく眠くなる」と言われていますが、これは「眠りづわり」というつわりの一種です。
とにかく眠いのが特徴で、寝ても寝ても足りません。
大事な場面で眠気に襲われる事もしばしば。
自分でもコントロールが出来ないのです。
もしも妻が四六時中寝ていたとしても、「また寝てるの?」「いいねお前は家で寝てるだけで」などの言葉は絶対にかけてはいけません。
楽をしているように見えるかもしれませんが、一日中眠気に襲われる生活は辛いものです。
旦那さんがそっと寝かしておいてくれたり、その間に簡単な家事を済ませていてくれるだけでも、本当に支えになります。
よだれづわり
あまり知られていないようですが、「よだれづわり」というつわりもあります。
私自身、3度の妊娠で全てのつわりを制覇したと言っても過言ではないので、もちろんこのよだれづわりも経験しました。
とにかく唾液の分泌が止まらないのがこのよだれづわりです。
飲み込んでも間に合わない時もあり、就寝時には枕元にティッシュや洗面器を置いていた時期もあります。
その時は必死ですが、それでも女性としてよだれが止まらないのはとても恥ずかしいのです。
旦那さんにも見られたくありませんし、汚いと思われていないか不安に思う女性もいる事でしょう。
ですから、よだれづわりの場合は、旦那さんは黙って優しく見守ってくれるのが支えになるのではないかと思います。
間違っても「汚い」などの言葉はかけないように気をつけましょう。
つわり中の家事の手伝い方
つわりの時期は、吐き気に襲われ家事もままならない時があります。
そんな時、旦那さんが手伝ってくれるととても支えになるのです。
しかし匂いづわりの場合には、食器洗い用の洗剤の匂いがダメになる人もいます。
その場合、よかれと思ってしてくれた食器洗いも、正直「やめて、その臭い」と思ってしまう事もあるのです。
当然、せっかく手伝ってくれている旦那さんには言えません。
ですから、事前に今日は何の臭いがダメなのかを聞いてみると良いでしょう。
また、食器を洗わなくて済むように、紙皿や紙コップ等を用意してあげるのも良いかと思います。
家事を手伝うのは偉い事ではありません
家事を手伝ってくれる事はとても助かります。
しかし、それを恩着せがましくアピールする旦那さんもいるようです。
実際に私がリサーチした中でも、この「ドヤ感(してやった感)」によって、感謝の気持ちが相殺されたという意見はとても多かったのです。
そもそも家事は妻の「仕事」ではありません。
役割分担の中でそうなっているだけで、「妻ができない時には当然自分がやる」というのを自然に出来る旦那さんは、妻からの信頼が厚いのです。
慣れない家事をして「頑張った!」と思う事はもちろんありますよね。
妻だって、きっとそう思っています。
しかし、その伝え方を間違えてしまうと台無しになってしまいますから、言葉選びには気をつけましょう。
つわり中に言ってはいけない言葉
妊娠中の女性の心はとてもナイーブです。
更につわり中は、いつ終わるのか分からない吐き気と戦い、精神的に追い込まれている事も少なくありません。
そんな時に旦那さんから言われた一言で、深く傷つく事もあるのです。
・赤ちゃんのために食べなきゃダメだよ⇒そんな事は私が一番思ってるよ
・みんな経験してるんだから⇒だから何?あなたは私の事が心配じゃないの?
・ずっと寝てるね⇒起きていたいけど出来ないの
・俺は疲れて帰って来たのに⇒私も疲れていますが何か
・ご飯これだけ?⇒申し訳ないけど全力で作ってこれです
書き出せばキリがありませんが、私がリサーチした結果ではこのような言葉による心の行き違いが多かったように思います。
つわりの辛さは本当に端からは分かりにくいでしょう。
しかし、だからこそ妻の症状を知り、気持ちに寄り添う事が支えとなるのです。
旦那さんに知ってほしい妊娠中の妻の心の支え方
妊娠中は様々な要因により心が不安定になりやすいというお話をさせて頂きました。
ここで、一番に妻の心を支えられるのはパートナーであり子供のパパである旦那さんです。
しかし、どのように支えれば良いのか分からないという人もいますよね。
私から女性目線で詳しくアドバイスさせて頂きます。
妊娠すると女性の生活は全てが変わる
赤ちゃんを授かった時、男性とは違い女性は生活の全てをガラリと変えなければならない場合が多いでしょう。
- 生活習慣
- 食事制限
- 体重管理
- 運動の制限
- 仕事を休む・退職
妊娠中は「食べてはいけないもの」「飲んではいけないもの」が多いのです。
私は一人目の妊娠中、大好きな辛い物やお酒、タバコを全て一気に止めた事へのストレスが大きかった事を覚えています。
また、夜外へ出歩けなくなるのはもちろん、趣味や運動が出来なくなりストレスに感じる人もいるでしょう。
つわりの時期には、仕事を休まなければならない日も多いものです。
これまでのキャリアを捨て、後ろ髪引かれる思いで仕事を辞めたり長期の産休に入る人もいます。
そんな時、旦那さんが気遣ってくれた「どんどん休めばいいよ」という言葉が、責任を持って仕事をしてきた女性にとっては辛く感じる事もあるのです。
「母親なのだから当然」なのは分かっています。
しかし、子供の父親である旦那さんにそれを言われてしまうと、何だか自分だけが色々と我慢しているように感じでしまうのです。
旦那さんはいつも通り、仕事をしたりお酒を飲んだり、タバコを吸ったり走ったりしていても良いでしょう。
しかし、それでもお腹の中で我が子がすくすくと育っているのは、妻の様々な我慢があるからです。
それを忘れず、「いつもありがとう。出来る限りサポートするよ」という姿勢が見えるかどうかで、妊娠中の妻の心の状態はずいぶんと違うでしょう。
命を預かっているというプレッシャー
妊娠が分かった時、多くの女性が幸せいっぱいな気持ちになる事でしょう。
しかし同時に「しっかり育てなくちゃ」「無事に産まれてきてくれるだろうか」と命を預かっているというプレッシャーを感じる人も多いのです。
特に、初めての妊娠では女性自身にとっても分からない事だらけ。
口にする物にも、自分の行動にも、周りの言葉にも敏感になる傾向にあります。
またこのような不安に加え、妊娠初期のつわりや情緒不安定が重なる人も多く、少しの事で落ち込んだり悩んだりしてしまう事も珍しくありません。
そんな時、旦那さんが励まそうと発した「大丈夫だよ!」という言葉に、温度差を感じる女性も少なくないようです。
もちろん、男性も良かれと思っての言葉だとは思います。
しかし、安易に大丈夫と元気づけようとしなくても良い場合もあるのです。
まずはしっかりと妻の気持ちに寄り添い、どんな事に不安を感じているのかを聞いてあげる事が支えとなるでしょう。
妊婦検診に一緒に行く
産まれるまでは、自分には出来る事などないと思っている旦那さんもいるかと思います。
しかし、妻は既に母親なのです。
旦那さんがお腹の赤ちゃんに興味を示してくれないのは、悲しい気持ちになるでしょう。
妻の意向にもよりますが、妊婦検診に一緒に行ってみると良いでしょう。
我が子の成長を夫婦で喜ぶ時間は、とても幸せです。
そして、旦那さん自身にも「父親になるんだ」という喜びや実感が湧いてくるでしょう。
妊娠中に旦那さんがただ聞いくれるだけでも支えになる
妊娠中には、つわりによる不安や赤ちゃんの成長に関する事、出産への恐怖など様々な事に悩まされます。
その気持ちは、男性には100%は分からないかもしれません。
しかし、ただ聞いてくれる、気持ちに寄り添ってくれるだけでも気持ちは全然違うのです。
妻の話を否定せず、味方になるような姿勢で話を聞いてあげると良いでしょう。
どんな事があっても、旦那さんがいてくれるから大丈夫だと思える事が、妻にとって何よりの支えになるのです。
妊娠中の上の子のめんどうについて
二人目以降の妊娠では、どんなに体調が悪くても上の子の子育てをしなければなりません。
抱っこや外出、公園に連れていったり園や学校の行事などもあるでしょう。
ですから、一人目の時のように自分の身体を一番には出来ないのです。
そんな時、旦那さんが上の子の育児をサポートしてくれると、とても支えになります。
では実際に、どのように上の子供の育児に関われば良いのでしょうか。
これは嬉しかった旦那さんの行動
私がリサーチした中で、妊娠中に「これはとても嬉しかった」という育児に関しての旦那さんの行動をまとめてみました。
・休みの日に上の子を公園や買い物などに連れ出して一人にしてくれた
・つわりの時期に子供の食事を用意してくれた
・上の子供の園行事に参加してくれた
・子供と過ごすのが楽しいと何でも喜んで引き受けてくれたみたい
・上の子と2人で旅行に行ってくれた
やはり、旦那さんの自発的な行動に対して、妻は嬉しい気持ちになるようですね。
買い物や公園などは体力を使いますから、妊娠中にはなかなか辛いものです。
しかし、母親としては上の子を遊ばせてやりたい気持ちも大きく、無理をしていまう人もいるでしょう。
そんな時に、旦那さんが率先して子供を連れ出してくれるととても助かります。
つわりの重い時期にも、家にいても何も出来ない自分を責める事もあります。
旦那さんが嫌な顔をせず子供の食事を用意してくれると、ホッとするのです。
旅行などは少しハードルが高いかもしれません。
日頃から育児に関わる事で、子供の扱いにも慣れ楽しく過ごせるようになります。
これは幻滅した旦那さんの行動
それでは、上の子の育児に関して、逆に幻滅してしまった旦那さんの行動についてお伝えしましょう。
・「育児は母親の仕事だから」という考え方
・上の子供のお迎えに行ってくれない
・面倒は見るけど恩着せがましい
・子供より先に寝る
そもそも上の子の育児に参加しないのは、論外とも言えます。
妻はパートナー選びに失敗したとすら思うでしょう。
また、早く帰宅しても園のお迎え等に協力してくれない場合や、何かするごとに恩着せがましい旦那さんもいると聞きます。
これは「育児は母親の役割」という価値観が、旦那さんの中にあるからではないかと思います。
自分の子供の育児に参加する事が、そんなに偉い事なのでしょうか。
例えば「お金を稼いでくるのは旦那の仕事」「お給料を入れてくれるのは当たり前」という価値観が妻の中にあったとしたら、なんだか悲しくなるのではないでしょうか。
そういう事と同じ事ではないかと思います。
妊娠中という身体も心も辛い時期に、旦那さんが協力してくれないという事は、深く傷つく原因にもなります。
育児に関しての固定概念はさておき、妻が自分の子供を妊娠して頑張っている時には、父として夫として出来る限りサポートをするという事が大切なのではないでしょうか。
育児は母親だけの役目?
一昔前までは、「家事や育児は女の仕事」などと言われていましたよね。
しかし、女性の社会進出が進む現代では、夫婦で役割を分担する事が一般的となりつつあります。
とは言え、前述したようにまだまだ子育てに関しては母親に任せきりという旦那さんも多いものです。
「イクメン」という言葉が流行るのも、これはそもそも育児を男性の役割とは捉えていないからではないかと私は思います。
子供と長い時間を過ごしているママには敵わないと思っているかもしれません。
ですが、パパにしか出来ない育児も沢山あるのです。
子育ては誰の役目かという事よりも、父親として子供に何をしてあげたいかを考えてみて下さい。
遊んであげた時の子供の顔は、とても嬉しそうな笑顔に溢れていると思います。
子供が旦那さんと楽しい時間を過ごしているという事が、妊娠中の妻にとって支えとなるのです。
仕事が忙しい旦那さんのコミュニケーションの取り方
妻を支えたくても時間がない!という忙しい旦那さんも世の中には沢山いる事でしょう。
家族のために「仕事を頑張る」という支え方をしているのだと思います。
そんな時に「帰りが遅い!」「こんな時間まで何をしていたの?」等と言われたら、虚しくなりますよね。
忙しい旦那さんであっても、妻としっかりとコミュニケーションを取っていればそれだけで支えになる事もあります。
「いつも気にかけている、大切に思っている」という気持ちが伝わるかどうかが重要なのです。
抱き締める
これは人にもよりますが、ぎゅっと抱き締めてあげるだけで安心する女性は多いもの。
普段忙しくて中々思っている事を聞いてあげられなくても、抱き締める事で愛情が伝わるでしょう。
ただし、鼻が敏感になっているつわりの時期には、タバコや油の匂い等で吐き気がしてしまう事もありますから、タイミングには気をつけましょう。
お土産を買って帰る
帰宅する際にちょっしたお土産を買って帰るのも、喜ぶ女性は多いものです。
妻の好きな物や、最近食べたいと言っているものをさりげなく買っていくと喜ぶでしょう。
このちょっしたコミュニケーションが、仕事が忙しい旦那さんにとっては重要なのです。
ただし、ケーキ等のカロリーの高いものは、体重管理を頑張っている時は避けているかもしれません。
何に気を付けているのか、事前に聞いておくと良いでしょう。
記念日を忘れない
妊娠中や育児に追われた生活の中でも、記念日を大切にしているご夫婦はとても素敵だと思います。
妊娠すると女性は「母」になっていきます。
決して女性である事を忘れた訳ではなく、お腹の赤ちゃんのために「母」である自分を優先しているのでしょう。
そんな中でも、記念日などに旦那さんから感謝の言葉をもらったり、女性として扱われるのはとても嬉しいと感じる女性は多いのです。
記念日にコミュニケーションを取る事で、また頑張ろうという支えになるでしょう。
休日にめいっぱいコミュニケーションを取る
仕事が忙しい旦那さんにとって、平日にコミュニケーションを取るのは難しいかもしれません。
そんな時は、休日にめいっぱい家族との時間を設けましょう。
「今度の休みは、君の(子供の)行きたい所に行こうか!」と提案する事で、忙しい日々の中でも自分を思っていてくれているという安心に繋がるのです。
交換日記でコミュニケーションを取る
私の友人で、とても仕事が忙しい旦那さんを持つ女性がいます。
彼女は、旦那さんとのコミュニケーションを図るために、交換日記をしていたそうです。
普段、直接は言えない感謝の気持ちや愛情表現も、文字にする事で素直に言えたと言います。
そして、妊娠中の不安など、男性にとってすぐには理解できない相談も、文章にする事で上手く伝わるようになったと言っていました。
交換日記でコミュニケーションを図るのも、妻の心を支える方法の一つとして良いかもしれません。
妻の妊娠中は旦那さんだって大変なのです
ここまで、男性には耳の痛いお話を沢山させて頂きましたが、妻だけが大変などとは決して思っていません。
妻の妊娠中は、旦那さんだって大変なのです。
妻を支えようと思えば当然自分の事は後回しになるでしょう。
仕事の愚痴も言えないかもしれません。
つわりの時期には、夕飯が買ってきたお弁当という日が続く事もあるかと思います。
そして、「家族を養う」というプレッシャーを抱えながら仕事をするのは、独身時代や子供を授かる前とはまた違った苦労があるでしょう。
そんな、妻には分からない旦那さんの大変さもあるのだと思います。
夫婦とは、一つの家庭を守るために、役割分担をしているのです。
「何をどちらがやるべき」「どちらか一方が大変だ」という事はないと思います。
また、それを一旦口にしてしまえば、お互いが本来持っている感謝の気持ちなどを忘れてしまうのではないでしょうか。
妊娠中にはお互いが、余裕を失いがちです。
ですから、相手を思いやる心と感謝の気持ちが大切と言えるでしょう。
出産に向けて旦那さんに支えて欲しい事
予定日が近づいてくると、陣痛や帝王切開への恐怖心が出てくる人は少なくないでしょう。
実際に私は、1度の普通分娩と2度の帝王切開を経験していますが、3人目の出産でもこの恐怖はありました。
もしも妻が出産への恐怖を感じていたら、「大丈夫!」「頑張って」などと安易に励ますのは良くありません。
人によっては勇気づけられる事もあるでしょうが「あなたは他人事ね」と捉えらてしまう事もあるのです。
出産に対する不安には下手にコメントをするよりも、話を聞いたり抱きしめてあげる方が支えになるかもしれません。
また、出産に向けて入院の準備など忙しくなります。
臨月に入るとお腹も大きくなり、動くのも大変ですから旦那さんのサポートがあるととても助かるのです。
入院で必要な物の買い出しや、産着の水通しなども手伝ってあげると良いでしょう。
妊娠中の旦那さんの支えのまとめ
妊娠中の女性は、身体や環境の様々な変化により、不安定になりやすい傾向にあります。
特に初めての妊娠では、女性自身も分からない事だらけ。
そんな時、支えて欲しいのがパートナーである旦那さんです。
しかし、男性にとって妊娠は未知の世界ですから、上手く妻を支えられない事もあるでしょう。
こうしている間も、妻は身体の中で旦那さんとの赤ちゃんを育てています。
父として、夫として妻の体調や気持ちに寄り添い、いつも味方でいる事が大切です。
妊娠中とは、夫婦にとって幸せな時間でしょう。
しかし、妊娠中や育児中にできた夫婦の溝が、後々離婚に繋がる悲しいケースは本当に多いものなのです。
この記事を通して、「妊娠期間」という人生でそう何度も経験できない貴重な時が、ご夫婦にとって幸せに溢れた時間になれば大変嬉しく思います。
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